スチールボール活用事例

Case.05

造船所のバラストとしてスチールボールを利用

船舶の製造を行う造船所にて、バラスト(重り)として利用されています。

大型の船舶が貨物を積載していない状態では、海に沈んでいる船体部分(喫水)が浅く、安定しません。

そのため船舶の喫水を深くして、安定性を高めるために、重しとなる物体が必要になります。

それがバラストです。

タンカーや鉱石専用船などは、バラストの重量調整のために海水を使用し、状況に合わせて調整ができるようになっています。

対して、一般的な貨物船の場合、バラストとして砂などの重量物を利用することが多々ありますが、その代用品としてスチールボールが活用されています。

スチールボールは、重さの調整が簡単にできるので使い勝手が良いです。

また、移動や保管もしやすいというメリットもあります。